身体表現性障害 (somatoform disorder)

 身体表現性障害は、DSM-Ⅲ以降の呼び名です。それ以前は「転換ヒステリー」と呼ばれていました。身体表現性障害は、心身に関わる苦痛を訴えるものの、医学的検査による生理学的な原因が見つからず、心身の病気として説明ができない病の総称です。
 本人も気づいていないストレス、不安や葛藤が身体の症状となって現われるとされています。

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身体表現性障害の分類

 DSM-IV-TRでは身体表現性障害は、

  • 身体化障害
  • 転換性障害
  • 疼痛性障害
  • 心気症
  • 身体醜形障害

 の5つに分類しています。
 しかし、これらは臨床上の便宜から分類されているのであって、原因や病気の進行が共通しているわけではありません。

診断

 身体表現性障害であると診断するに当たっては、その前に身体的疾患の有無を確認することが大切です。
 つまり、各種の検査を行い脳や身体の病気でないとはっきりしてから、身体表現性障害であると診断を下すことが大事なのです。

介入(治療)

 治療法においては心理療法が重要な位置を占めてきます。認知行動療法により、症状の原因となっている不安や恐怖が何であるかを突きとめます。そして、どのように対処していけばよいかを考えていくのです。

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