心気症 (hypochondriasis)

 ちょっとした不調から、自分が重大な病気にかかっているのではないかという不安にかられる障害です。この状態が6カ月以上継続したものを心気症といいます。診察や検査で異常がみられなくても「医者が病名を隠しているのでは?」などの妄想的な自己診断を下します。その結果、自分の納得のいく病名に辿り着くまで、いくつもの病院を渡り歩くケースもあります。
 心気症の人は、意識が自分の身体や健康に集中しています。病気や死についての不安が異常なまでに強い傾向にあるのです。そして、それがまた強く意識されることで、症状が固定化されていきます。
 発症率は男女で差はありません。
 治療には森田療法などの心理療法が有効です。しかし、本人は自分が心気症ではなく身体が悪いと思い込んでいるため、治療を受けさせるためには配慮が必要となります。

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