発達論 (developmental theory)

 発達に関する理論全般を指す言葉です。

 心理学においては成長と発達は区別される違う概念です。

成長

 生物の個体発生の過程で量的側面の各部が不可逆的に増大すること。獲得・進歩するのみを指す。

発達

 全生涯を通じて常に獲得(成長)と喪失(後退)とが結びついて起こる過程。変化すること全般を指す。

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発達を規定する要因に関する説

成熟優位説

 遺伝的要因(先天的要因)が発達すべてに影響を及ぼすという考え方。

学習優位説(環境優位説)

 学習や環境(後天的要因)が発達のすべてに影響を及ぼすという考え方。

輻輳説

 発達は、遺伝的要因と環境的要因の加算的に影響を受けるという考え方。

相互作用説

 遺伝的要因に基づく変化が生じると学習にも変化が起こり、反対に環境的要因による変化が成熟にも影響を及ぼすという考え方。

発達段階

 ある視点に基づいて顕著な特徴を手掛かりに、発達の過程をいくつかの段階に分けたものです。
 その特徴は以下の通りです。

  • 他の段階と質的に区別できる
  • 各段階は戻らない
  • 段階区別の時期は個人差が大きい
  • 2つの段階の間には長い移行期がある。
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