セルフ・モニタリング

 セルフ・モニタリングとは、自分の行動や他者に与えている印象を客観的に観察して、それを適切な状態に統制しようとすることをいいます。
 セルフ・モニタリングの傾向が強い人は、自己呈示への関心が高いとされています。
 自己呈示とは、高い評価や報酬を得るために自分のことを他人に伝えることをいいます。

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客観的自覚理論

 周囲よりも自分自身に注意が向いているとき、人は自分を評価しようとします。そのような場合、現実が理想通りではないと、その不快感を解消しようとします。これが客観的自覚理論です。
 例えば、客観的自覚理論には以下のようなものがあります。
 まず、教師役の実験参加者を用意します。
 教師役は生徒役の人間が問題への回答を間違えたら電気ショックを与えるように指示されました。この場合、教師役の目の前に鏡があると、鏡がない場合に比べて与えた電気ショックが小さいという実験結果になりました。
 つまり、鏡という自分に注意が向く小道具があることで、電気ショックを与えるという好ましくない行為を解消したいという心理が増幅したのです。

自己意識

 自己意識とは、自分に意識が向きやすい特性のことをいいます。
 更に自己意識には以下のものがあるとされています。

公的自己意識

 容姿や振る舞いなど、他者から直接見られている外見などを意識しやすい性質。

私的自己意識

 感情や動機など、他者にはわかりづらい自分の内面を意識しやすい性質。

自己意識と行動様式

 公的自己意識の高い人は、集団の他のメンバーからの評価などを気にしやすく、社会基準に従って行動する傾向があるとされています。
 逆に私的自己意識が高い人は、自分の基準に従って行動することが多いため、態度と行動に一貫性がある場合が多いです。

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